2015年12月24日
手刻
プレカットが9割以上を占める中、未だ手刻みでの
家作りを行っています。
自然乾燥の木材は呼吸している。
法隆寺昭和の大修理に取り組んだ、宮大工故西岡常一さんは
屋根瓦をはずし屋根土をおろすと、支えていた垂木は
重みで曲がっていたにも関わらず、2.3日すると元の形、
1300年前の姿に戻っていたことに驚いておられる。
樹齢1000年を超えるヒノキ。
「千年のヒノキは千年もつ。木は鉄より長生きする。」
が持論であられた。
新国立競技場の計画案に関するある新聞コラムで
上記西岡さんのお話を目にし、
でもまた、著書 「木のいのち 木のこころ」を読み直したいと
思ったのでした。
http://www.cableone.ne.jp/~ken-tati/
Posted by たちばな工房 at 14:58 | Comments(0) | 新築